ニュース・講演情報

第56回琉球古典芸能コンクールの審査に向け、安冨祖流絃聲会では下記の通り受験者指導を実施いたします。

受験者の皆様におかれましては日程をご確認の上、ご参加下さいますようお知らせいたします。

また、先生方におかれましては、研究所所属の受験生へ参加の呼びかけをお願い申し上げます。

 

三線新人部門

日時:令和4年7月18日(月・祝)13時~17時 

場所:国立劇場おきなわ稽古室 (会場予定)


三線優秀部門

日時:令和4年7月23日(土)13時~17時

場所:国立劇場おきなわ稽古室 (会場予定)


三線最高部門

日時:令和4年7月30日(土)13時~17時

場所:国立劇場おきなわ稽古室 (会場予定)


※受験者指導に参加する方はショートメール、Gメールまたは電話にて事前申込をお願いいたします。

連絡先:安冨祖流絃聲会事務局長 平田邦夫 

電話090-7384-8619 

Mail:oniku.h4445@gmail.com

(日中は電話に出られないことがありますので、ショートメール、Gメールの活用をお願いいたします。)

 

※当日は受験者指導料1,000円を徴収いたしますのでご準備ください。

 

※令和4年度安冨祖流絃聲会年会費の納入にご協力をお願い申し上げます。

 

※新人賞受験者の皆様は、安冨祖流絃聲会入会届の提出をお忘れなくお願いいたします。

令和4年5月29日(日)午後2時より浦添市産業支援センター結の街において、6年ぶりとなる師範・教師研修会を開催しました。

研修会は安冨祖流の師範・教師約80名が参加する中、照喜名進会長のあいさつで開会。照喜名会長は「去る宮里春行賞顕彰公演は大盛会に終えることができ、会員の皆様の協力に心から感謝する。今年は安冨祖流絃聲会創立95周年の節目の年であり、12月11日には琉球新報ホールにおいて記念公演を予定している。本日の研修会において伝統音楽安冨祖流について改めて学びを深め、会員一丸となって会を盛り上げてもらいたい。」とあいさつしました。

研修会前半は、宮里春行先生が生前に安冨祖流会員へ指導されている映像を鑑賞。昔蝶節、今風節、干瀬節、仲風節を指導なさる先生の歌や安冨祖流特有の手様(ティーヨー)の動き、映像に残された先生のお言葉に耳を傾け、先人の技を振り返る機会となりました。

研修会後半は、県指定無形文化財「沖縄伝統音楽安冨祖流」保持者で芸術学博士の新城亘先生を講師にお招きし、安冨祖正元の「歌道要法」についてお話いただきました。

歌道要法には長文と短文があるが、今回は長文の内容について解説。若干の差異があるものの、共通する点は歌三線の演奏姿勢、心得、曲想等ついて述べた「形容端正」「おもへいり(思い入り)」等の文言である。歌道要法は安冨祖流始祖の安冨祖正元によって書かれたもので、芸論書に通じるものがある。芸論は芸の深まりに対応し探究されるもので、安冨祖流奏者は歌道要法に誇りを持って、ますますの研鑽に期待するとエールを送りました。

宮里春行先生の映像を鑑賞する参加者

「歌道要法」について講話をする新城亘先生

令和4年4月30日午前、那覇市の旧県立図書館敷地内にある楽祖之碑・宮里春行之像前において、令和4年度の例祭が執り行われました。例祭では、新教師・師範の誕生を先達に報告し、参加者全員で「ぢゃんな節」などを献奏しました。

新教師・師範の誕生を報告する西江喜春相談役

献奏「かぎやで風節、ぢゃんな節、大兼久節」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて午後から、浦添市産業支援センター結の街において令和4年度定期総会が開催され、ゴールデンウイーク初日にも関わらず、多くの会員の皆様にご参加をいただきました。

総会は「かぎやで風節、早口説、安波節、上り口説、四つ竹」の斉唱ののち、上地正隆副会長の開会のあいさつにて開会。続く照喜名進会長のあいさつでは「コロナ対策を講じ、徐々に活動を再開することが出来ている。コンクール等においても県内はもとより、県外、海外と多数の合格者が誕生し頼もしく思う。今年度は宮里春行賞顕彰公演をはじめ、当会95周年記念公演など大型行事が控えている。会員一丸となって成功するよう協力をお願いしたい」とあいさつしました。

そのあと、当会顧問の宮里辰秀様より安冨祖流絃聲会へ宮里春行先生が生前に製作した貴重な八重山黒木の三線20棹と、金一封が贈呈され、照喜名会長が「大切に活用させていただきます」と謝辞を述べ受け取りました。

総会議案は原案通り承認され、役員改選についても会長、副会長、監査役はすべて留任となりました。

また、新教師、師範の皆さんへ免許状が交付され、合格者代表のあいさつに立った知念幸代さんは「師匠や家族への感謝を忘れず、安冨祖流の発展に尽力したい」と抱負を語りました。

閉会は渡名喜康広副会長の閉会のあいさつにて散会となりました。

 

開会のあいさつ 上地正隆副会長

照喜名進会長のあいさつ

琉球新報社 玻名城社長 代理 仲原様あいさつ

宮里辰秀様より三線の贈呈

新師範・教師の顔ぶれ

西江喜春相談役より審査講評

誓いの言葉を述べる師範免許合格者の知念幸代さん

閉会のあいさつ 渡名喜康広副会長

 

 

 

 

 

 

 

あつ7づ

 

令和3年度安冨祖流歌三線・笛師範免許審査が令和4年3月20日(日)13時30分より浦添市産業支援センター結の街にて執り行われました。

合格者は以下の通りです。

受験番号1、細川悦子 照喜名朝國研究所

受験番号2、喜納恵美子 照喜名朝國研究所

受験番号4、知念幸代 照喜名朝國研究所

受験番号5、宇保英政 大湾清之研究所

受験番号6、平沢千秋 持田明美研究所

受験番号7、大城眞幸 照喜名朝國研究所

受験者数7名、合格6名、不合格1名

審査員長:西江喜春

審査員:照喜名進、玉城正治、濱元盛爾、宮里敏則、上地正隆

 

 

笛師範

受験番号1、佐藤靖浩 屋宜公研究所

受験番号2、和田信一 宮城英夫研究所

受験番号3、大城建太郎 宮城英夫研究所

受験者数3名、合格3名

審査員長:大湾清之

審査員:宇保英明、稲福義男、宮城英夫、照喜名進

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和3年度安冨祖流歌三線免許審査が令和4年3月19日(土)13時30分より浦添市産業支援センター結の街にて執り行われました。

合格者は以下の通りです。

 

受験番号 合格者氏名 所属研究所
 桃原菜美花  大城貴幸研究所
 石嶺 愛莉  大城貴幸研究所
 崎山 朝晃  金城 力研究所

 

受験者数5名  合格者3名  不合格者2名  合格率60%

 

 

審査員長:西江喜春

審査員:照喜名進、仲原善光、瑞慶覧長仁、渡名喜康弘、照喜名朝國

審査員の先生方

第56回琉球古典芸能コンクール(琉球新報社主催)の実施要項が3月14日より販売開始となります。

受験予定の皆様は、所定の場所にてお求めください。

琉球古典音楽安冨祖流絃聲会では戦後の安冨祖流を復興し、琉球芸能界の発展に寄与された第8代会長 宮里春行師の多大な功績を讃えた「宮里春行賞」が創設されております。このたび、その第1号として照喜名朝一先生、第2号として西江喜春先生への宮里春行賞贈呈が決定いたしました。

つきましては受賞なさる先生方のこれまでの功績を顕彰し、報恩感謝の心で贈呈式並びに顕彰公演を下記の通り開催する運びとなりました。多くの観客の皆様にご来場いただき、祝福を下さいますようご案内申し上げます。

 

 

公演名:第1回宮里春行賞贈呈式・受賞者顕彰公演「報恩謝徳」

日 時:令和4年5月7日(土)14時開演(13時開場)

場 所:琉球新報ホール(琉球新報社泉崎本社内)

前売券:4,000円(当日券:4,500円)

 

令和3年度安冨祖流師範・教師免許審査につきまして、下記の通り開催を予定しておりますのでお知らせいたします。

令和3年度師範・教師免許審査(予定)

1日目:令和4年3月19日(土) 歌三線教師免許審査

2日目:令和4年3月20日(日) 歌三線師範免許試験、胡弓・笛教師・師範免許審査

会 場:浦添市産業支援センター「結の街」 大研修室

 

(受験者申込について)

受験申込書は会長宛てに郵送すること。令和4年2月20日(日)必着。

受験申込書郵送と同時に受験料¥5,000を絃聲会指定口座へ振り込むこと。

※受験要項、申込書等は各師匠へ郵送してありますので、ご確認下さい。

 

(確認事項)

・免許審査は、原則として会場にて実演とする。(海外を除く。)

・新型コロナウイルス感染拡大の状況により、変更が生じる場合はホームページにてお知らせする。

 

その他不明な点は、絃聲会事務局までお問い合わせください。

 

令和4年度開催、第56回琉球古典芸能コンクールの課題曲が、12月23日の琉球新報紙面において発表されました。

歌三線部門の課題曲については、昨年と変更となりますのでご注意ください。

  新人賞 優秀賞 最高賞
歌三線部門

①「伊野波節」(本歌)

②「稲まづん節」

※①②から1曲選択

①「作田節」「子持節」

②「首里節」「干瀬節」

※①②から1組抽選

①「十七八節」「述懐節」

②「昔蝶節」「仲風節」

※①②から1組抽選

胡弓部門

①「かぎやで風節」「下り口説」

②「こてい節」「上り口説」

※①②から1組選択

①「伊野波節」「干瀬節」

②「柳節」「子持節」

※①②から1組抽選

①「作田節」「述懐節」

②「諸屯節」「仲風節」

※①②から1組抽選

笛部門

①「四つ竹(踊りクワディーサー節)

②貫花(武富節、南嶽節)

※①②から1組選択

舞踊曲

①「かせかけ(干瀬節、七尺節)」

②「天川(天川節・仲順節)」

※①②から1組抽選

舞踊曲

①「諸屯(仲間節、諸屯節、ションガナイ節)」

②「作田(作田節、早作田節)」

※①②から1組抽選

 

同コンクール申込は令和4年5月6日~8日までの3日間を予定。

実施要項は3月1日から琉球新報社にて販売する。

 

お問合せ先:琉球新報社広告事業局事業グループ

電話:098ー(865)-5255 (平日午前10時~午後5時)

令和3年11月7日(日)午後、浦添市の産業支援センター結の街において、令和3年度秋の演奏会が開催されました。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から会場の人数制限を行ない、感染症対策を講じての開催となりました。

 

冒頭、照喜名進会長があいさつ。「コロナも依然油断できないが、停滞していた舞台活動も徐々に再開し、個人の独演会や関係団体の公演など会員が活躍している。来年は宮里春行銅像建立二十周年及び生誕百十周年を記念し、宮里春行賞の贈呈式・祝賀公演の開催や、安冨祖流絃聲会創立95周年記念公演の開催を予定しており、会員皆様のご協力を賜りたい」と述べました。そのあと御前風五曲(かぎやで風節、恩納節、長伊平屋節、中城はんた前節、コテイ節)の演奏にて演奏会が始まりました。

 

秋の演奏会では、7月に開催された第14回安冨祖流小中校生コンクールの上位合格者への特別賞贈呈式が行われ、琉球新報社長賞を加川杏さん(竹田祐規研究所)、安冨祖流絃聲会長賞を神谷珠寧さん(仲原善光研究所)、審査委員長賞を川田結稀さん(平良大研究所)がそれぞれ受賞し、安冨祖流の金の卵たちに会場から大きな拍手が送られました。

演奏は作田節、今風節、仲間節など、御前風を含め計19曲を演奏し、最後は渡名喜康広副会長のあいさつで閉会となりました。

 

挨拶に立つ照喜名進会長

相談役の先生方を中心に御前風を演奏する様子

琉球新報社長賞を受賞した加川杏さんと代理で表彰した上地正隆副会長

審査委員長賞を受賞した川田結稀さんと審査委員長の花城英樹副会長

演奏の様子

閉会の挨拶に立つ渡名喜康広副会長

令和3年9月27日(月)那覇市の琉球新報ホールで開催されました第55回琉球古典芸能コンクール胡弓の全部門は審査が終了し、琉球新報社公式ホームページにて合格者が速報されました。

琉球新報社公式ホームページ

https://ryukyushimpo.jp/pages/entry-1363804.html

 

 

(以下、笛優秀・最高賞)

令和3年9月21日(火)那覇市の琉球新報ホールで開催されました第55回琉球古典芸能コンクール笛優秀・最高部門は審査が終了し、琉球新報社公式ホームページにて合格者が速報されました。

 

(以下、三線最高賞)

令和3年8月15日(日)那覇市の琉球新報ホールで開催されました第55回琉球古典芸能コンクール歌三線安冨祖流最高部門は全審査を終了し、琉球新報社公式ホームページにて合格者が速報されました。

合格者氏名、審査講評は明後日8月17日付の琉球新報紙面にて掲載される予定となっております。

 

安冨祖流最高部門

応募者数17名 受験者数15名 合格者9名 失格4名 合格率60.0%

 

(以下、優秀賞)

令和3年8月8日(日)、8月9日(月・祝)の両日、那覇市の琉球新報ホールで開催されました第55回琉球古典芸能コンクール歌三線安冨祖流優秀部門は全審査を終了し、琉球新報社公式ホームページにて合格者が速報されました。

合格者氏名、審査講評は明日8月10日付の琉球新報紙面にて掲載される予定となっております。

 

安冨祖流優秀部門

応募者数51名 受験者数43名 合格者35名 失格4名 合格率81.3%

 

(以下、新人部門)

令和3年7月31日(土)、8月1日(日)の両日、那覇市の琉球新報ホールで開催されました第55回琉球古典芸能コンクール歌三線安冨祖流新人部門は全審査を終了し、琉球新報社公式ホームページにて合格者が速報されました。

合格者氏名は明日8月2日付の琉球新報紙面にて掲載される予定となっております。

 

安冨祖流新人部門

応募者数63名 受験者数60名 合格者53名 失格2名 合格率88.3%

審査員の先生方
特別審査員 西江喜春先生
審査員(左より)幸喜信明先生、島袋朝夫先生、照喜名進先生、松本紀先生、田渕愛子先生、山川雅之先生

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