中秋の名月を迎える季節となりました。
令和3年9月19日(日)那覇市の旧沖縄県立図書館敷地内にある安冨祖流樂之碑・宮里春行道翁之像において、夏の日差しをふんだんに受けて青々と生い茂った草の草刈り作業を行ないました。
執行部役員を中心に午前9時より開始された作業は、会員で助っ人として駆けつけてくれた大盛匠さん、大城建太郎さんの協力もあり、1時間程度で完了することが出来ました。ご協力に感謝申し上げます。
草刈り作業後、安冨祖流樂之碑・宮里春行道翁之像に手を合わせ、草刈り作業終了の報告と10月31日に予定されている絃聲会会員の独演会の盛会祈願を照喜名進会長から申し上げました。
どうぞ、与儀近辺に伺う際はお気軽にお立ち寄り下さい。
第55回琉球古典芸能コンクール笛・胡弓部門の課題曲抽選の結果、下記の通り決定いたしました。
笛 9月21日審査
優秀部門=「かせかけ」
最高部門=「諸屯」
胡弓 9月27日審査
優秀部門=「伊野波節」「干瀬節」
最高部門=「諸屯節」「仲風節」
第55回琉球古典芸能コンクール安冨祖流歌三線優秀部門、最高部門の課題曲抽選が行われ、下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。
優秀賞
1日目 8月8日(日)審査 作田節 子持節
2日目 8月9日(月)審査 作田節 子持節
最高賞
8月15日(日)審査 十七八節 述懐節
令和3年7月24日(土)、浦添市の産業支援センター結の街において第14回安冨祖流小中高生コンクールが開催されました。昨年は新型コロナウイルス対策のため中止となりましたが、今年度は引率者人数や会場内への入場制限を設けるなど感染症対策を徹底した上で1年ぶりに開催することが出来ました。
コンクールでは奨励賞に23名、優秀賞に8名、最高賞に8名が挑戦し、全員が合格しました。
奨励賞には最年少の小学校1年生の姿も見られ“大きな三線”を弾きこなし、しっかりとした声で歌う姿に会場からは大きな拍手が送られました。大人顔負けの歌を披露する受験者も見受けられ、上位3名の選定に審査員が困り果てるほどに受験した小中学生は素晴らしい歌を披露してくれました。
各賞上位3名および特別賞は以下の通りです。
奨励賞
1位 川田結稀 (平良大研究所) 審査員長賞
2位 照喜名朝斗(照喜名朝國研究所)
3位 上里莉緒(瑞慶覧長仁研究所)
優秀賞
1位 神谷珠寧(仲原善光研究所) 安富祖流絃聲会会長賞
2位 玉城咲織(仲原善光研究所)
3位 嘉手納優香(照喜名朝國研究所)
最高賞
1位 加川杏(竹田祐規研究所) 琉球新報社社長賞
2位 大谷琉仁(砂川昌徹研究所)
3位 瀬名波雅(與那國大介研究所)
第55回琉球古典芸能コンクール優秀賞、最高賞の受験者指導につきまして、新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にある状況や連休後の更なる拡大が懸念されるため、やむなく中止とさせていただきます。
受験者の皆様におかれましては感染防止策を徹底した上で、各研究所・師匠の下で稽古に励んで下さいますようお願い申し上げます。
尚、明後日7月25日(日)12時30分より国立劇場おきなわ稽古室にて予定しています新人賞受験者指導につきましては、予定通り実施いたしますので、該当者の皆様はご参加下さいますようお知らせいたします。
7月25日(日)12時30分 芸能コンクール新人賞受験者指導 ⇒ 実施
8月1日(日)13時 芸能コンクール優秀賞受験者指導 ⇒ 中止
8月7日(土)13時 芸能コンクール最高賞受験者指導 ⇒ 中止
第55回琉球古典芸能コンクールの審査に向け、安冨祖流絃聲会では下記の通り受験者指導を実施いたします。
受験者の皆様におかれましては日程をご確認の上、ご参加下さいますようお知らせいたします。
また、先生方におかれましては、研究所所属の受験生へ参加の呼びかけをお願い申し上げます。
記
三線新人部門
日時:令和3年7月25日(日)12時30分~17時(予定) ※受付は当日14時で締切ります。
場所:国立劇場おきなわ 第1・2稽古室
三線優秀部門
日時:令和3年8月1日(日)13時30分~18時(予定) ※受付は当日15時で締切ります。
場所:国立劇場おきなわ 第1・2稽古室
三線最高部門
日時:令和3年8月7日(土)13時30分~18時(予定) ※受付は当日15時で締切ります。
場所:国立劇場おきなわ 第1・2稽古室
※当日は受験者指導料1,000円を徴収いたしますのでご準備ください。
※令和3年度安冨祖流絃聲会年会費の納入にご協力をお願い申し上げます。
令和3年度の礼祭が4月29日(木・祝)午前11時より、那覇市の旧沖縄県立図書館敷地内にある安冨祖流楽祖之碑・宮里春行道翁之像前にて執り行われました。礼祭には役員、新師範・教師免許試験合格者など約20名が参加。先達の先生方に向けて新師範・教師誕生の報告を行いました。礼祭はあいにくの雨天となりましたが、祝詞奏上を述べた照喜名朝一名誉会長は「これは宮里春行先生の喜びの涙です。雨降って地固まる。安冨祖流発展のために頑張ってください。」と新師範・教師を激励しました。
礼祭に続き、午後1時30分より浦添市産業支援センター結の街において、令和3年度定期総会を開催しました。
総会は渡名喜康広副会長の挨拶にて開会。照喜名進会長の挨拶ののち、令和2年度活動報告、収支決算報告等の報告事項をはじめ、令和3年度活動計画案、予算案、規約改正案などが審議され、原案通り承認されました。
また、令和2年度師範・教師免許審査合格者への免許状授与が執り行われ、新師範6名(三線2名、笛4名)、新教師18名(三線15名、胡弓3名)が誕生しました。免許審査委員長で当会相談役の西江喜春先生は「各師匠によってどうしても小さな違いがある。師匠から受けついだ技を基本としつつも、研修会等に積極的に参加することで、違う部分というものをしっかり捉えて研究してほしい。弟子の養成に努め、会を盛り上げてもらいたい。」と審査講評並びに激励の言葉を贈りました。続いて、三線師範免許を授与された金城亮太さんは「伝統音楽を継承し、次世代へしっかり伝承していきます。」と力強い誓いの言葉で応えました。
定期総会終盤では、当会前会長で現相談役の宮里敏則先生へ照喜名進会長より感謝状の贈呈が行われました。宮里敏則先生は平成6年に書記として執行部役員入りし、事務局長、副会長、会長を歴任、26年間安冨祖流絃聲会執行部役員として会の運営に多大な尽力をなされました。宮里先生は26年間を振り返り「宮里春行先生銅像建立事業と安冨祖流絃聲会の大阪文楽劇場公演を皮切りに行なった沖縄縦断公演が一番の思い出だ。会員皆様のご協力のおかげで務め上げることができた。心から感謝申し上げます。」と挨拶しました。
従来であれば演奏を行ないつつ進行する定期総会も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から演奏を無くし、参加者数も少し寂しい定期総会となりましたが、コロナに負けずに頑張りましょうという掛け声に大きな拍手をもって散会となりました。
定期総会議案書一部資料
年会費納入に関するお願い
今年度より年会費振込先口座は琉球銀行、ゆうちょ銀行のみとなります。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
令和3年度の礼祭、定期総会につきまして、下記の通り開催を予定しております。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今回は礼祭・定期総会における演奏は行なわないこととなりました。
尚、コロナ感染状況によっては開催について変更が生じる場合がございますので、ご理解ご協力をお願いいたします。
●令和3年度 礼祭
場所:楽祖の碑(旧沖縄県立図書館敷地内)
日時:令和3年4月29日(木・祝) 午前11時
●令和3年度 定期総会
場所:浦添市産業支援センター「結の街」
日時:令和3年4月29日(木・祝)
13時30分〜15時30分
●安冨祖流絃聲会第37回鑑賞会
令和3年7月4日開催予定でした第37回鑑賞会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、やむ無く中止することとなりました。
昨年より延期となりました第55回琉球古典芸能コンクールについて、3月30日付の琉球新報紙面25面に掲載されました。以下、掲載内容を引用してお知らせ致します。
(以下、紙面掲載記事引用)
第55回琉球古典芸能コンクール・第10回八重山古典芸能コンクール
実施要項を来月1日から販売
昨年より延期した第55回琉球古典芸能コンクール(琉球新報社主催)と第10回八重山古典芸能コンクール(同)の追加応募のため実施要項を4月1日から、琉球新報本社、中・北部支社で販売します。販売時間は午前10時~午後5時まで。1部100円。申し込み締め切りは5月8日。
昨年申し込みを行い受験料の繰り越しを希望した受験者は、購入不要です。(再度申し込む必要はありません)。
【お問い合わせ】
琉球新報社「古典芸能コンクール事務局」
☎098(865)5255 (平日午前10時~午後5時)。