令和元年11月8日(金)東京の紀尾井ホールで行われた、安冨祖流師範 照喜名朝國独奏会”沖縄の心を歌う”が、
文化庁芸術祭音楽部門関東参加公演の部優秀賞に選ばれました。琉球古典音楽の音楽部門優秀賞受賞は、1979年
(当時は古典音楽部門)に受賞した朝國師範の父でもある人間国宝の照喜名朝一先生以来となり、40年ぶりの快挙で
す。
受賞理由(文化庁のホームページより)
「十七八節」をはじめとする琉球古典音楽の独唱曲を中心に、組踊、毛遊び、琉球舞踊も組み入れた構成
は、企画性に富み、沖縄の音楽と芸能の魅力を充分に伝える内容であった。広音域の旋律を朗々と歌い上
げる美声には柔らかみと張りがあり、三線の豊かな音色と相まって、曲ごとに異なる情感を引き出し、多彩な
表現力で観客を魅了した。